エチレンジアミン四酢酸二Na(ナトリウム)って、聞きなれない名前ですが、略称でEDTA-Naとも表示されています。

エチレンジアミン四酢酸二Naの用途と人体影響

缶詰やビン詰に酸化防止剤として使われます。

急性毒性LD50=2000~2200mg/kgと、強いです。

毒性が強いので、「最終食品の完成前に、エチレンジアミン四酢酸二Naを添加すること」という条件付きで使用を認めています。

 

エチレンジアミン四酢酸二Na(ナトリウム)を1%含むエサを、マウスに205日間食べさせた実験では、

成長が悪くなって、赤血球や白血球が減りました。

また、血液中のカルシウムが増えて、骨や歯に異常がみられました。

 

また、受精卵に注射すると、量が多くなるにしたがって孵化率が悪くなり、形態異常が見られました。

妊娠したラットに注射した実験では、胎児が死亡したほか、指の数がふえる、尾が2本になるなどの

異常が見られました。

これは、注射による実験ではありますが、催奇形性(お腹の子どもに先天性障害をもたらす毒性)

が疑われます。

 

なお、エチレンジアミン四酢酸二Naは、石鹸やボディシャンプーなどに、石鹸カスができるのを防ぐ目的でも使用されます。