世界的に見て私たちは本当にイライラしているように思えてならない。私たちは守られていると思えると不安が半減し、安心感から温かい気持ちになれる。

その他の食品成分のなかには精神安定剤のような働きをしてくれるものがあります。

今回は、「γ‐アミノ酪酸」を解説します。
 

 

イライラや更年期を抑える現代人の味方

 
1950年に哺乳類の脳から発見されたタンパク質を構成しないアミノ酸の一種です。

グルタミン酸から生成される神経伝達物質で、ギャバとも呼ばれます。

脳の血流をよくして酸素供給量を増加させ、不安やイライラを鎮める働きがあります。

脳機能改善効果や高めの血圧を改善する作用も認められているのです。

 

血圧は交感神経の活動が高まると上昇しますが、GABAはこの交感神経の亢進を抑え、血管の収縮に働くノルアドレナリンの分泌を抑えることにより血圧を低下させることが考えられています。

GABAを産生する能力を持つ乳酸菌を利用して調製された発酵乳製品は、血圧が高めの方に適した「特定保健用食品」トクホとして承認されているようです。

 

更年期障害や初老期の精神障害にも効果が期待できるのですから興味が湧きますよね。

「γ‐アミノ酪酸」は、お茶や発芽玄米に多く含まれていますが、体内でもグルタミン酸から合成されます。

玄米は、ビタミンやミネラルが豊富で体にいいことはご存知のところですが、発芽玄米の方がより玄米よりも甘く消化にも良いのです。