年金受給も年々少なくなって、健康で生きることもなかなか難しい。

だからと言って、老人ホームに入るにも半端無くお金が必要です。

高齢者呼ばわりしないでって、元気なオヤジさんやお袋さんばかりなら良いのですが、

実に日本はイキイキと生き辛い事は間違いないです。

今回は、日本の医療また介護の現状を、少し疑問点もまじえながら、解説します。

 

老人に楽をさせてはいけない

こんなことを言うと、『親不孝者!』と、親でも無い方からも叱られそうです(笑)

実は、私は畑で野菜を作って配り歩くような元気印の実のオヤジを、【大動脈瘤】と医者に見立てられて、手術を切欠に呆けが一気に進行して、実家でお袋が在宅介護しながら最終的には病院で、肺炎で亡くしています。

 

呆気なく死に目にも会うことなく、私が病院に着いた時には既に亡くなっていました。

 

日本の寝たきり老人は、病院で“寝かせきり老人”にされてしまうのです。

70歳以上で入院したご老人は、1日で1年老けると言われています。これは、怖いですが本当にそう思いました。

 

10日で10歳老けこむということです。

それは、投薬のせいも有りますが、筋肉の衰えが一番の理由です。

人間の脳も臓器も筋肉も、使わないと衰えるのです。これを、【廃用性萎縮】といいます。

そういう意味で、老人だからと言って楽をさせてはいけないと言ったわけです。

 

たまげる日本の介護の現状

重度の要介護4以上の場合ならまだしも、日本の介護は狂っています。

上膳据膳(アゲゼンスエゼン)で、老人はより依存心が強くなり、自分で出来ることもやがて出来なくなり、本当に介護度が上がっていくのです。

必要な方の存在も知っています。

ただ、介護とはどの様な主旨目的があるのか?

日本の現状と比較できる介護先進国が北欧に有るのですから、政治家がもう少し学ぶべきと感じます。

知らないでは、済まされませんし、実際必要のないサービスを請求するために介護度を上げる取り組みを閉眼はできません。

 

ずばり、日本の寝たきり老人の数は、欧米の約5倍と世界最悪です。

 

北欧は天国、日本は地獄?

日本式介護では、みるみる元気な老人が筋肉が衰えてしまいます。

直ぐに、車椅子に乗せられてしまい、本人も車椅子や介護士に完全に依存してしまいます。

 

介護の現場は、とても大変で給料の低いことも有って、質を望むことはとても矛盾する状況が続いています。

もっとも資格を細分化し、給料を良くしないと後継者が育ちません。

 

「北欧は、自立させることが目的。日本は自立させない。だから、北欧は笑顔が明るい。一方、日本は顔が死んでいる。」

とまで、北欧の研修に出向いた保健業界の専門家は言っています。

やはり、「あちらは天国。日本は地獄。」という言葉も頷けます。

 

同じ100年この世に存在するなら、最後のその時まで自分の意思で物事を判断し、自分で煎れたお茶を好きな人と楽しむ。

そうかと思えば、ベットの上で鯉のように、口だけパクパクさせている老人とどちらを望むのか?

自分に置き換えて考えたいのです。

他人事で無く、自分にも必ず訪れる将来のために考えたいのです。

 

アメリカは病人大国と言われますが、そのアメリカでさえ100歳の老人が、人口対比で日本の3倍いらっしゃるそうです。

日本の寝たきりが多いのは、制度の問題と習慣の違いです。

あちらは、公園でジョギングを楽しみ、ジムでトレーニングに励みながら、自分の時間を楽しむのです。

ところが昔からの習慣で、定年退職したオヤジが何をして時間を潰すか悩みに悩んで、給料半値で再雇用の道を選ぶ。

一生働くことでしか自分の尊厳を示せなかった、頑固なオヤジが昭和・大正産まれの先人です。

 

先にも述べた様に、私たちは本気で老後は筋トレをしなくては衰えます。

高齢になるにつれて、お金を蓄えることも大切ですが、貯金よりかは、筋肉を蓄えておく【貯筋】を一番にするべきです。