「半分の量でおいしさそのまま」スプーンマークの三井製糖が、製造販売している有名ブランドのひとつです。

何処の家庭にも、赤白のパッケージは有ると思います。

今回は、上白糖について解説します。

 

スプーン印は本当に安心と信頼の証?

パッケージには、「上白糖を主原料に、高甘味度甘味料をプラスし、お砂糖の2倍の甘さに調整してあります。上白糖のおいしさを大切にしてつくりました。」と書かれています。

 

言いかえると、上白糖に合成甘味料のアセスルファムKと天然甘味料のステビアを混ぜて、2倍の甘さにしているということです。

そのために、今までの半分の量で砂糖と同じ甘さとなり、摂取カロリーも半分に減らせるということです。

 

目指したのは、お客様の健康?

上白糖とは、サトウキビまたはてん菜(サトウダイコン)に含まれる糖蜜を取り除いて、結晶化させたもので、ほとんどがショ糖です。

一般に砂糖というと、上白糖のことを指しますが、糖蜜を除いているために白い色をしているのです。

 

ところが、経済的な豊かさと比例するように砂糖は、お菓子やスイーツなどが国民の生活の中に溢れています。また、料理にも調味料として使われますので、どうしても摂取量が多くなりがちです。

 

そのため、体内で消費されなかった分が、脂肪として蓄積されることに成ります。その結果、肥満や糖尿病などの原因として問題視されてきました。

そこで、この製品のように上白糖にアセスルファムKやステビアなどを添加したものが売り出されるようになったのです。

 

これだけ聞くと、社会のニーズに応えた企業の努力が伺えると、楽観視ばかりも出来ません。

というのも、アセスルファムKは、自然界に存在しない化学合成物質であり、人間が摂取した場合、体内でどういう影響をもたらすかは良くわかっていません。動物実験の結果では、免疫力の低下や肝臓へのダメージが示唆されています。

(アセスルファムKは、砂糖の約200倍の甘味があります。しかし、体内で代謝されないので、ゼロカロリーなのです。仮に摂取した100%は、果たして尿や便で排泄できるのでしょうか?)

 

また、ステビアについても、精巣などの生殖器に対する悪影響が指摘されています。

※ステビアは、南米原産のキク科・ステビアの葉から抽出した甘味成分です。EU(欧州連合)委員会では、ステビアが体内で代謝してできる物質(ステビオール)が動物のオスの精巣に悪影響があり、繁殖毒性が認められたことから、1999年使用を禁止しました。

その後、再度安全性の確認が行なわれ、同委員会は2011年12月から、体重1㎏あたり4mg以下の摂取に抑えるという条件付きで使用を認めました。

しかしながら、不安が完全に払拭されたとは言い切れません。