私たちの生活に、健康志向が定着してどれくらいたつのでしょうか?

料理に使われる油や甘味やうまみ、どれも私たちの興味は美味しいことは一番ですが旬のモノをその季節に頂くことが一番身体にもいいです。

ところが、いつからか欲張りで、食いしん坊がいつでも食べられるようにすれば儲かりそうと考え、それをお客様のニーズとばかりに、収穫方法や保存技術や冷凍・解凍技術を進化させ、ありがた迷惑が必然みたいな顔をしてのさばっています。

 

結果、何が起こるか?
病気であり、環境問題であり、処理の問題です。

全くくだらないと思いながらも、私たちはそれを造り出した人間として、ちゃんと知り後世に引き継ぐべきだと思います。

今回は、糊料(こりょう)またの名を増粘剤について解説します。

 

天然素材から作るカラギーナンの人体影響

カラギーナンは、ミリン科やイバラノリ科の海藻を乾燥して抽出した「増粘多糖類」の一種です。

急性毒性は弱いのですがデータを見ていきましょう。

 

ラットにカラギーナンを15%、25%含むエサを50日間食べさせた実験で、4日目から下痢がはじまり、特に25%群は激しく、血便が見られました。

また、8日目から背中の毛が抜け始め、25%群と検体の中のメスが極めて顕著に現れました。

 

ところが、4%のカラギーナンを含むエサをラットに6カ月間食べさせた実験では、異常は見られませんでした。

この様に、量の多少によって影響も比例することが分っていますが、人体での実験が出来ない事と想定が小量ということによって、安全とは言いにくいです。

 

アカゲザルの実験結果もデータが有ります。

今度は、アカゲザルにカラギーナンを体重1kgあたり50mg、200mg、500mg、を1週間6日、5年間口から強制的に与え、その後2年半はエサに混ぜて与えた実験では、難便、慢性的な腸の不調、食欲不振、衰弱が見られました。

 

また、ラットに発ガン性物質を与えて、さらにカラギーナンを15%含むエサを与えた実験では、結腸腫瘍の発生率が高くなりました。

発ガン性物質を与えずに、カラギーナンを含むエサだけを与えた場合、ラット1匹に結腸腺腫が見られました。

 

他にニワトリの受精卵に、カラギーナンを0.1%含む水溶液を0.1mg投与した実験では、胚(はい)死亡率が高くなり、ヒナに脳露出、異常なくちばし、無眼症などが見られ、生まれたヒナの多くは4日目で死亡しました。

この様な結果を見てくると、子供や妊婦さんには口にさせたくありません。

 

 

カラギーナンを添加した商品たち

飲むと身体に良いというイメージが先行しているが、紀文の「調整豆乳」はカラギーナンが使われています。

その他、アイス、ヨーグルト、缶コーヒーのジョージアなら「マックスコーヒー」、プリン、ゼリー、ホイップクリーム、ドレッシング、しゃぶしゃぶのたれ、ソース、デザート食品などなどに使われています。

増粘多糖類というと、多くの食品に添加されています。