今まで、ビタミンについて少し解説して来ましたが、抗酸化作用を発揮するものや代謝を助けるもの、美肌効果や血管の若返りや細胞の修復にも貢献してくれているビタミンがありました。

そんな微量栄養素と呼ばれるビタミンの栄養も酵素の働きがなかったら、思うように働けないのです。

今回は、「酵素」について解説します。

 

酵素パワーって凄い!?

市場には、酵素ダイエット、酵素洗顔、酵素洗剤また酵素水、酵素浴などスーパーマーケットやコンビニ、それにTVコマーシャルで見ない日はありません。

でも、私たちは意外に「酵素」について、あまり知らないのではないでしょうか?

 

一口に酵素と言っても、体のなかに約2万種類以上も存在しているのです。

簡単にひとくくりにして言うと、人間は生きていく上で必須の成分です。

体内のあらゆる化学反応に対し、触媒※として機能しているタンパク質のことです。

体内で起こる生体反応のすべてを担っているといっても言い過ぎではありません。

体に栄養素を摂取しただけでは何の効果もありませんが、酵素が働くことでようやく摂取した栄養素がエネルギーに変わるのです。

 

※触媒とは、それ自身は変化しないが、ほかの物質の化学反応のなかだちとなって、反応の速度を速めたり、遅らせたりする物質のことです。

 

酵素の働き

酵素には食べ物を分解する役割の「消化酵素」、栄養素を利用して体の修復や再生をはかる役割の「代謝酵素」があります。

 

消化酵素と代謝酵素のふたつは、もともと体内に存在していますが、食べることで摂取できる「食物酵素」も実はあります。

 

酵素の大きさは種類によって異なるようですが、目で見えるようなものではありません。

顕微鏡でも見られないほどだそうです。

こんなに小さな酵素が不足すると、全ての代謝が落ち、血流が悪くなり老化現象が進み生活習慣病やガンなどを引き起こすことになってしまうのだそうです。

 

ただし、酵素は人が生きているなら、酵素は体内で作り出せます。

しかし、もともとある体内の酵素の容量には限りがあるので、(一日にエネルギーとして代謝で使うべき酵素も人によって違いますが)生命維持のために、消化に使う酵素が優先されるという大ルールがあるのです。

ですので、たくさん食べれば(食べ過ぎると)その分酵素もたくさん消化にかかってしまいます。

つまり、消化に酵素をたくさん消費して、代謝や排出に使う分の酵素が不足します。さらに、お酒を飲んだら肝臓で毒を分解に使うので、ますます酵素が使われます。

その結果、便秘や肌荒れ、メタボなど成人病が増えるのです。

 

やはり、現在人は過食です。

全ての原因は食べ過ぎに有るように思えてなりません。

 

酵素を上手に摂りたいなら

食物酵素を豊富に含んでいる食べ物は、ご存知の通り代表的なものは、生野菜やフルーツ、発酵食品です。

しかし、それらを食べるだけでは含まれる酵素は、胃の中で活性できずにそのまま排泄されてしまいます。

ところが、食物酵素には食物の栄養を強化したり、新たに栄養をつくるという働きや風味を増したり消化しやすくする働きもあります。

 

麹に漬け込んだお肉や、魚の切り身を美味しくしたり、栄養価を上げたり出来ることは皆さんもご存知の通りではないでしょうか。

味噌や醤油、納豆、漬物、麹などの発酵食品を活用したいですね。