美味しいものを食べながら、ダイエットをしたい。

何より、健康でいたいという私たちは欲張りです。

お金は貯められずに、しっかり皮下脂肪と内臓脂肪は蓄えています。

いつも、欲求と不安は背中合わせです。

不思議なもので、辛うじて風習として四季を通じて風習が旬を残してくれているのですが、人類の欲は抑えられない。

売りたい人の都合と、買いたい、食べたい消費者のモラルの問題かもしれないです。

今となっては、楽と便利と美味しさを知ってしまった私たち人類は、知識でしかバランスすることが出来ないのか?

今回は、「レシチン」について解説して参ります。

 

レシチンとは

レシチンは、大豆や卵、肉類などに含まれるリン脂質のことです。

私たちの体内にある全ての細胞の生体膜の主要な構成成分で、体にとっては重要な成分です。

人の体の中では、脳に一番多く含まれているそうです。

 

細胞内に栄養を摂り込むときも老廃物を排出するときも、レシチンがフィルターのような働きをして細胞膜を出入りしています。

 

レシチンの効果

次に、特徴を見ながらレシチンの効果についても触れていきます。

レシチンは、抽出される食品によって呼び方が変わります。

例えば、卵黄から抽出されたものは「卵黄レシチン」、大豆から抽出されたものは「大豆レシチン」と言われています。

 

大豆レシチンは、卵黄や肉類などの由来のレシチンと異なり、コレステロールを含まないのが大きな特徴です。

大きな特徴のひとつに、レシチンは油と水の両方に馴染む性質があることが知られています。

 

レシチンの働き

レシチンには、イライラを抑える精神安定の働きがあります。

ですので、以前は精神安定剤としても使われていました。

確かに、個人的にオムレツを食べると幸せになるのはいつものことですが、レシチンのお陰だったのですね。

つまり、レシチンはストレスや疲れの解消に働いてくれます。

 

また、レシチンは脳に効く『ブレイン・フード』とも呼ばれ、脳の働きをサポートしたり神経を修復してくれるのです。

 

ここがストロングポイント!

レシチンは、ビタミンEと仲が良く、ビタミンEがコレステロールの掃除を担当してくれると、余分なコレステロールを運んで排出してくれるレシチンという具合で役割分担と協力体制ができています。

 

ビタミンEにはレシチンを酸化しにくくしてくれる働きもあり、逆にレシチンはビタミンEを体内で吸収しやすくしてくれる働きがあるのです。

とても、仲良しなのです。

 

血中脂質改善効果

私たち日本人は、和食を食べながら洋食、中華、イタリアン、フレンチと何でもオジャレ!の飽食国家に暮らしています。

お陰で生活習慣病は年々増加し、コレステロールや中性脂肪が血液中にいっぱい溶け込んだ状態の高脂血症の方は良く耳にします。

 

実際、平成26年度の厚労省の調査を確認すると、なんと高脂血症の総患者数は、206万2000人とはビックリです。(これは押し並べて総人口の2%にあたります。)

 

大豆レシチンを摂ることで、血管内にこびり付いたコレステロールを溶けやすくし、合わせて中性脂肪も低下させるという報告もあります。

 

肝機能改善効果

男性にとっては、健康診断のたびに気に成るのが肝臓機能の数値じゃないでしょうか?

男性ばかりとは最近では言えませんが、飲まない人にも増えているのが「非アルコール性脂肪性肝疾患」です。

そんな心配な方にも、大豆レシチンは、肝臓の脂質合成を抑制することで知られています。

レシチンに含まれるホスファチジルコリンの中に多価不飽和脂肪酸を持つポリエンホスファチジルコリンは、肝機能改善の成分として薬に使われています。

 

また、アセチルコリンは神経伝達物質として知られていますが、アルツハイマー型認知症とこのアセチルコリンの関連性について知られているところです。

 

コリンについては下記の記事を参照下さい。

「コリン」動脈硬化や生活習慣病を予防する

 

特に、アメリカでのコリンの研究によると、食事中のコリンの摂取量が多い人は、そうでない人に比べて、言語記憶、視覚記憶が優れていたとの結果が報告されています。

 

レシチンを多く含む食品

レシチンを多く含む食品として、卵黄・大豆・精白米が挙げられます。

断然多く含むのは、豆製品。

例えば、煮豆、豆腐、納豆、エダマメ、おから、キナ粉などです。

その他、ウニ、ウナギ、銀杏、レバー、鶏モモ肉などにも含まれています。

上手に献立に組み入れて飽きずに効率よく摂りたいものです。