ちょっとおせっかいなおばちゃんがいないと、世の男性が女性化している。

自分の伴侶を見付けることも母親の仕事では、「冬彦さん」がまん延してしまいます。

こうなれば、いっそおばちゃんパワーに頼っても間違いではないのでしょうか?

子どもは社会の宝。「マンガン」は、3大栄養素のおせっかいおばちゃん的な役割を担っています。

今回は、「マンガン」について解説いたします。

 

「マンガン」とは愛情ミネラルなの?

「マンガン」は肝臓、脾臓、腎臓、髪の毛など体内の組織や臓器に広く存在し、とくに骨に多く含まれるミネラルの1種です。

成人の体内に約12mg含まれています。

発育期の骨の成長を支え、タンパク質やDNAの合成に関わる酵素の補酵素として、成長や生殖に関わっていることから、「愛情ミネラル」と呼ばれるわけです。

また、3大栄養素をエネルギーにかえる働きや、体のいろいろな代謝をサポートしています。

 

マンガンを多く含む食品

子どもの頃、山間部の地山をスコップで宝探しと称して遊んでいたときに、掘り起こした中にキラッと輝く石を見付けるほとんどが、実はマンガンであったように覚えています。

それほど日本には広くどこにでも、土壌中に含まれるミネラルなのです。

ですので、お茶、穀類、松の実などの種実類ほか植物性食品に多く含まれています。

植物中のマンガンは胃液の塩酸で溶けて小腸上部から吸収されますが、実はその吸収率は数%と少ないのです。

しかしながら、必要量も少ないので欠乏する心配は低いので安心です。

 

吸収されたマンガンは肝臓へ送られてさまざまな酵素の補酵素として働き、大部分は胆汁や膵液を介して腸管内に排出されます。

 

もし欠乏した場合は、成長阻害や骨格の発育不全、生殖機能障害、低コレステロール血症、血液凝固タンパク質の異常、糖質や脂質代謝の異常が見られます。

逆に、過剰に摂取すると神経症状が現れることも知られています。

厳密なベジタリアンの方は過剰摂取の注意が必要です。

近年、スーパーフードとして知られるようになったキヌア同様、アマランサスという小粒の穀類にも多く含まれています。

 

【1食あたりの含有量(mg)】例

<栗(国産・生)>

5個=50g 含有量=1.64mg

<めし・玄米>

1膳=150g 含有量=1.56mg

<アマランサス>

大さじ2=24g 含有量=1.47mg

<凍り豆腐>

2枚=30g 含有量=1.30mg