紅麹菌(べにこうじきん)って、字面を見るからに和のテイストです。

昔ながらの菌やカビを利用して日常生活を豊かにしてきたのです。

今回は、この紅麹菌について解説します。
 

 

紅麹菌の由来

 
自家製の味噌を使って、朝からお袋が味噌汁を作ってくれて、和食の朝食で育った私はいとも簡単に現在ではパン食です。

しかし、舌は当時の味噌汁の味を覚えている筈です。

 

麹の作用や効能を見直されサプリメントでも人気があるようです。

 

紅麹とは、カビの一種で麹菌(こうじきん)の仲間です。

日本で酒や味噌、醤油など麹菌を使い発酵食品を作るのと同じように、古来から中国や台湾、沖縄の発酵食品には紅麹が使われてきました。

 

食品添加物では、赤色に着色する紅麹色素(天然)として加工食品に使われています。

紅麹色素は、培養した紅麹カビをプロピレングリコールやエタノールなど水溶性の溶剤で抽出したものです。

 

近年、紅麹菌が作り出すモナコリンKなどにコレステロール値改善や血圧の降下作用があることがわかり、健康食品として注目されています。

 

紅麹菌の効果・効能

 
紅麹菌が作り出すモナコリンKには、悪玉コレステロール値を下げる効果があり、動脈硬化や高血圧、脳卒中といった生活習慣病を予防・改善するという働きがあります。

アメリカで行なわれた臨床試験では、モナコリンKを8週間投与したとき、悪玉コレステロール値が22%も減少したという報告もあります。

 

また、紅麹は肝臓の機能に働きかけ、お酒の好きな方や食生活が乱れがちな方には嬉しい健康食品です。

 

合わせて、紅麹には神経伝達物質のひとつであるGABAが含まれており、血圧を適正に整える効果があります。