ビタミンB家には、宴会大好きで元気な長男が存在します。

そして、彼は3大栄養素の糖質、タンパク質、脂質から絶大な信用を得ているのです。

そんなビタミンB3とも呼ばれている「ナイアシン」について解説します。

 

お酒好きにはうれしいビタミン

ビタミンB1を父にビタミンB2を母に持つ6人兄弟の長男というと「ナイアシン」なのです。

ナイアシンは、お酒好きには必要不可欠な栄養素です。

 

なぜなら、お酒に含まれているアルコールを分解することが仕事だからです。

もし、自分だけの力が足らないときは、弟(二男)のビタミンB6が補助してくれる。ですから、飲み過ぎて二日酔いになったとしても安心して下さい。

 

その他、3大栄養素である糖質、タンパク質、脂質をエネルギーに変えるときや、魚や肉などに含まれるタンパク質が筋肉や皮膚などの細胞になるときのサポートもしています。

 

ナイアシンは食品から摂取するだけでなく、体内でも必須アミノ酸の一種のトリプトファンという栄養素から生成することもできます。

 

ですので、欠乏症はほとんど見られませんが、摘まみを食べずに酒ばかり煽るような大酒のみは、ペラグラという皮膚炎にかかることもあるようです。

胃腸の粘膜もただれたり、胃もたれも起こります。

 

では、どの様な食品を摂ればいいのか、知りたくなりますよね。いくつか、例を上げておきますので、参考にして下さい。

 

【ナイアシンを多く含む食品】

 

1食あたりの含有量(mg)

<カツオ(春どり)>

刺身5切れ=100g 含有量=19.0mg

<タラコ>

1/2腹=30g 含有量=14.9mg

<鶏ムネ肉(若鶏・皮なし)>

1/2枚=100g 含有量=12.1mg

<豚レバー>

1皿=80g 含有量=11.2mg

 

ナイアシンは水溶性で熱、光、酸、アルカリなどには比較的強く、調理や保存でも壊れにくいビタミンです。

 

しかし、熱湯にはとても溶けやすいので注意が必要です。

煮物では煮汁ごと食べられるように調理の工夫をしましょう。

 

先に紹介しましたように、ナイアシンを多く含む食品は、動物性の鶏や豚、魚のカツオなどですが、意外にもコーヒーや紅茶にも多く含まれています。

 

砂糖は控えて、ティータイムのブラックコーヒーは二日酔いにも効果有りますよね。