皆さん、あの嫌なにおいが食品から臭ってきたら、ちょっと買いづらいですね。

いくら漂白されて綺麗でも、臭いには勝てないです。

全てに、バランス感覚が問われています。

そんな気がしてなりません。

今回は、漂白剤の二酸化硫黄について解説します。

 

二酸化硫黄の用途と人体影響

かんぴょう、甘納豆、煮豆、乾燥果実、エビ、キャンデッドチェリー、ワイン、こんにゃく粉

などの漂白と保存の目的で使われているのが、二酸化硫黄です。

 

ワインの場合は、なぜか表示は「酸化防止剤(亜硫酸塩)」となります。

みなさん二酸化硫黄が気化したら、何というかご存知でしょうか?

ご存知の通り、有毒な亜硫酸ガスのことですね。

亜硫酸ガスは、排気ガスの中に含まれていたり、火山ガスや工場の排煙にも含まれています。

直接、吸い込むとせき込んでしまう程の印象を受けます。

参考までに、人体影響をまとめますと、以下のように成ります。

0.5~1ppm 臭気を感じる

2~3ppm 刺激臭となり不快感大

5ppm 気道抵抗が増す

10ppm 鼻や喉に刺激有り、咳が出る

20ppm 眼に刺激を感じ、咳が酷くなる

30~40ppm 呼吸困難になる

50~100ppm (30分~60分)我慢の限界

400~500ppm 短時間で生命の危機

 

動物実験では、100ppmおよび450ppmの二酸化硫黄を含む赤ワインを、

毎日ラットに飲ませた実験では、肝臓の組織と呼吸に障害が見られました。

 

この濃度は、市販のワインに含まれる濃度と大差ありません。

毎日飲み続けるようなワイン好きには注意が必要です。

 

フランスオーガニックワインですら二酸化硫黄を使う理由

ワインの中の糖分が残っていると酵母が生きているので、

その働きを上手く抑制しないと、僅かな温度変化で炭酸ガスを発生して瓶が

割れてしまう事すらあるといいます。

ですから、オーガニックと言っても僅かながら二酸化硫黄が使用される訳です。

ワイン1リットルあたり二酸化硫黄含有量は次の通りです。

フランスのオーガニックワイン

赤ワイン 100mg

白ワイン  120mg

EU一般ワイン

赤ワイン 160mg

白ワイン  210mg

日本一般ワイン

赤ワイン 350mg

白ワイン  350mg

 

特に、日本の気候が、四季がはっきりしていると共に高温多湿という環境では、

食品を保存するには昔も苦労していました。

ひとつに、食文化の欧米化によって、大量生産でき大量に安く輸入できる原材

料で加工する技術ばかりが育ってしまった気がします。

添加物のことを考えると、現状の豊かさと貧しさの両方を、

同時に矛盾を感じてしまうのです。