特に健康に気を付けている人は、豆乳と言えばヘルシーで高タンパクと好んで飲まれることが多いのではないでしょうか。

そんな豆乳にも、たくさんの食品添加物が使われていることもあるのです。

今回は、多くの食品に使われる乳化剤について解説します。

 

乳化剤(合成・天然)の使われている食品と用途について

乳化剤は、水と油のように混ざりにくい2種類以上の液体を、混ざりやすくするために、パン、アイスクリーム、ケーキ、チョコレート、ドレッシング、マーガリン、チーズなど多くの食品に使われています。

また、ケーキやアイスクリームでは、泡立ちをよくする働きもあり、パンにはデンプンの変質を防ぐために使われていたりします。

 

乳化剤は、総称で実際に合成添加物として使われている物質名は、以下の通りです。

グリセリン脂肪酸エステル/ショ糖脂肪酸エステル/ステアロイル乳酸Ca/ソルビタン脂肪酸エステル/ステアロイル乳酸Na/オクテニルコハク酸デンプンNa/プロピレングリコール脂肪酸エステル/ポリソルベート60/ポリソルベート65/ポリソルベート80

 

乳化剤の人体への影響

前から5品目は、もともと食品に含まれていたり、それに近いものですので毒性が強いものは無く安心です。

それ以外の6品目は、安全性が確認されていません。

ショ糖脂肪酸エステルの場合、アイスクリームなどに使われていて、たくさん摂ると下痢を起こす心配が有ります。

プロピレングリコール脂肪酸エステルは、自然界には存在しないプロピレングリコールという化学物質と脂肪酸を結合させたものです。

プロピレングリコールは、純然たる化学物質の割には安全性が高いとされ、添加物に認可されていますが、ニワトリの卵に注入した実験で、ヒナに小肢症を発症させたというデータもあります。

また、ポリソルベート60とポリソルベート80については、動物実験の結果から、発ガン性が疑われています。

 

なお、天然の乳化剤であるレシチンは、大豆や卵から抽出されたもので、安全性に問題は有りません。

 

乳化剤の諸問題まとめ

乳化剤の問題は、もちろん添加物の毒性や安全性にあるわけですが、一番の不安材料として私たちが問題視しなければならないのは、添加物を何種類使っても「一括表示」が認められていることではないでしょうか。

消費者に何が使われているか分らないのです。

 

また、通常の食品に使われる乳化剤以外に、プロセスチーズ、チーズフード、プロセスチーズ加工品については、クエン酸Caやポリリン酸Naなど23品目の合成添加物も乳化剤として使うことができます。

ますます、「一括表示」の不安がつのるばかりです。