安息香酸と言えば食品添加物。毒性が強かったことはラットやイヌの実験例をまとめた覚えがあります。

しかし今回、解説します「パラアミノ安息香酸」は、その他の栄養素(食品成分)です。
 

 

パラアミノ安息香酸の働き

 
パラアミノ安息香酸は、細胞を形成するタンパク質の合成や、葉酸の合成に不可欠で、貧血の予防、白髪、シワ(皮膚の老化)を予防します。

パントテン酸の吸収を助け、ストレスに対抗する副腎皮質ホルモンの生成を促します。

パラアミノ安息香酸が不足すると、核酸の合成や赤血球の合成など葉酸の働きが阻害される事となります。

欠乏すると、湿疹、貧血、便秘、頭痛、神経過敏、副腎障害、疲労、いらいらやストレスの増加が現れます。

 

逆に過剰症(1日8g以上摂り続ける)なら、下痢、吐き気や肝機能障害などの症状が現れます。

 

パラアミノ安息香酸は腸内細菌の増殖を助ける働きもあり、葉酸などのビタミンB群は腸内細菌によって合成されるため、ビタミンB群の不足を補う効果もあるのです。

 

パラアミノ安息香酸の多い食品

 
パラアミノ安息香酸は肉類、乳製品、穀類などに多く含まれています。

例えば、レバー、牛乳、ヨーグルト、玄米、胚芽パン、卵、ホウレン草、マッシュルームなどです。

 

パラアミノ安息香酸の上手な摂り方も追記しておくと、水溶性の性質を持っているので、スープや汁も全部いただくようにすると無駄なくパラアミノ安息香酸を摂取できるのです。

 

貧血気味の方、アルコールやコーヒーを多く飲む人、湿疹やシワ、白髪を予防したい人、抗生物質やピルを服用している人は、意識的に上記の食品を調理して戴くもしくは、サプリメントから摂取することがオススメです。