「減塩減塩、塩のきいたサンマやサバの塩焼きが喰いたい。」結局、味付けの気に入らないオヤジさんが、しょうゆをぶっ掛けて白米をかき込んでいる記憶が蘇ってくる。

「塩を摂り過ぎると高血圧に成るからとか、ほっといてくれ!」

「後、何十年生きるつもりだい。今さら、口に合わないものを食べたかないね。」

オヤジさんのいい分もよく解かる。

今回は、塩分の取り過ぎと関わりが非常に強い「カリウム」について解説します。

 

塩分の摂り過ぎならカリウムを

人の体は、少々減塩生活をしてもむくみ体質が、すぐに改善出来たら世話が要らない。

むくみに悩まされている人は多いと思います。

原因はいろいろあるのですが、塩分や水分の摂り過ぎでむくんでいるのだとしたら、「カリウム」が力になってくれるかもしれません。

 

カリウムには、体内の余分な水分を排出してくれる働きがあります。

水分を増やすナトリウムとは、逆の性質を持っています。

人間の細胞には、細胞内に入ってきたナトリウムを汲み出し、カリウムを摂り込むことによってバランスを保つ機能があるのです。

 

これを『ナトリウム・カリウムポンプ』といって、体内の水分量を一定に保ったり、それによって血圧を調整したりする機能です。

ほかにも、神経伝達や筋肉の収縮、ホルモン生成、浸透圧の調整など、いろんな役割を担っています。

これは人にとってかなり重要な機能なのです。

 

互いに作用し合っているので、カリウムとナトリウムはバランス良く摂取することが大切です。

 

カリウムを多く含む食品

私たちは、現代の食生活ではナトリウムを摂り過ぎる傾向にあるので、カリウムを意識して摂取するようにしたいものです。

健康な人は摂り過ぎても尿で排泄されるので、過剰摂取で心配することはありません。

イモ類や野菜、果物に多く含まれるが、調理で煮汁に溶け出しやすいことから、汁ごと食べられる料理がオススメです。

もちろん、生食で摂るのもありですが、みそ汁などはもともと塩分が高いので、カリウムの多い野菜をたっぷり入れてバランスを摂りたいものです。

 

【1食あたりの含有量(mg)】

<ホウレン草>

1/4束=90g 含有量=621mg

<里芋>

2個正味=80g 含有量=512mg

<タケノコ(ゆで)>

1人前=80g 含有量=376mg

<バナナ>

1本=100g 含有量=360mg