私は、だんごが大好きでして、だんごや大福などに使われている「グリシン」という調味料が気に成って、

今回はグリシンについて解説します。

 

グリシンの用途と使われる食品

アミノ酸の一種であるグリシンは、「うまみ」があり、調味料として使われていますが、酸の一種なので細菌がふえるのを防ぐ働きもあり、保存の目的でも使われます。

また、酸化を防いだり、食品原料が〝なじむ“ようにするためにも使われます。

 

こうしてみると、結構いろんな働きができる調味料なのですね。

 

食品を見ますと、だんご、大福、粉末スープ、惣菜、ピーナッツバター、漬物類、またコンビニのパスタなどにも使われていることもあります。

 

中毒症状は動物実験だけなの?

実は、グリシンは人間のたんぱく質を作っている20種類のアミノ酸の一種で、体内でも作られています。

また、魚介類にも多く含まれています。

人工的にも合成されていて、それが食品添加物として使われています。

 

安全性を調べた動物実験を確認しておきます。

・ニワトリの白色レグホンに、1日に4g以上のグリシンを口から与えた実験では、中毒症状がおこり、強い疲労や昏睡に陥り、死亡した例が見られました。

 

・モルモットに口からグリシンを大量に与える実験でも、拒絶症状や呼吸筋のマヒをおこして、死んでしまいました。

 

・ラットに、グリシンを2.5%および5%含む水を口から与えた実験では、低い割合で膀胱に腫瘍の発生が見られました。

 

ここで、天然の食材や人間のたんぱく質を作っているグリシンが、動物実験でこの様な毒性を示すのでしょう。

人以外の動物には、グリシンをうまく代謝する機能が備わっていないためなのでしょう。

人間の場合は、こうした毒性はまず現れないようです。