いつもなら378円のところが、月に一度の特売で185円なるとかで買い物上手の奥様は、スーパーに掛け込み猛ダッシュ!

あなたが、今手にした特選しょうゆ(広告の品)は、ズバリ言うと「しょうゆ風調味料」なのです。

今回は、身近な調味料「しょうゆ」について解説いたします。

 

ニセモノと本物のしょうゆ

ここで、どれくらいよく似ているか?

というと、本物を使ってみるとよく解かるかもしれません。

化学物質を駆使して、よく似たそれっぽい味に慣れてしまえば分らないのかもしれません。

私たちの日常から、食卓から添加物だらけの「ニセモノ」にすり替わっていると考えると恐ろしくなります。

 

調味料は、料理の味を決める大切なものです。

和食は、世界中から注目される健康食でもあります。

そんな、私たちの日常から本当の調味料が消えようとしています。

 

昔ながらのしょうゆの原料は、大豆と小麦に塩と麹です。

麹からつくられた酵素が、大豆や小麦のタンパク質をアミノ酸に、そしてでんぷんを糖分に変えます。

これが、しょうゆの旨味成分そのものです。

 

甘味、酸味、こうばしい香り、麹の力で美味いしょうゆができあがります。

熟練の職人の技量、手間も時間も愛情もたっぷり1年以上掛けて、やっと出来上がるのが昔ながらの本物のしょうゆです。

 

「しょうゆ風調味料」の作り方

しょうゆの旨味の素は、アミノ酸です。

本物のしょうゆを作るには時間とお金が掛るので、これをどうにか早く安く作れないだろうか?

こんなところから、ニセモノづくりは始まったに違いありません。

 

このアミノ酸を、時間を掛けずに簡単に作ることができるそうです。

大豆などのタンパク質を塩酸で分解すれば、簡単につくれます。

別にいい大豆でなくても、絞りかす(脱脂加工大豆)で十分です。

なんせ、安く作らないと意味がありません。

この様にできたアミノ酸液をベースにして、添加物の力を借りてらしくしていくのです。

まず、「グルタミン酸Na」で旨味を出し、「甘味料」で甘味をつけます。さして、酸味を出すために「酸味料」を加えます。

コクとトロミは、「増粘多糖類」を数種入れます。色付けは、「カラメル色素」で着色します。

香りは、本物のしょうゆを少々足します。最後は、日持ちするように「保存料」が添加されます。

これで、「しょうゆ風調味料」の完成です。

 

見た目は、本物と変わりませんが、製法は全く違うことが分っていただけたと思います。そして、何より添加物を混ぜ合わせるだけですから、「しょうゆ風調味料」をつくるのに1カ月もかからずに出来てしまいます。

 

味については、あなたの舌を信じるより方法は有りません。

やはり、本物のうまみを出すことは「ニセモノ」に出すことは無理なようです。

 

「1リットル1000円」と「1リットル198円」の違いは

昔ながらの本物のしょうゆを『丸大豆しょうゆ』と呼ぶのに対し、こうした「しょうゆ風調味料」は『新式醸造しょうゆ』として区別されます。

『丸大豆しょうゆ』と『新式醸造しょうゆ』の違いは、ラベルを見ればすぐに分ります。

 

丸大豆しょうゆの原料は、「大豆、小麦、塩」のみで、添加物は一切ありません。

それに引き換え、『新式醸造しょうゆ』の方は添加物がいっぱいです。

 

例えば、自宅の夕食メニューが「(手作りの)煮物」と「刺身盛り合わせ」だとしても、スーパーで買って来た特選しょうゆなら10種類以上の添加物を一度に摂ることになります。

折角、あなたの手料理が大無しです。

買い物上手のあなたなら、レジする前にラベル表示の確認をして厳選しましょう。