ビタミンと言えば、一番なじみがあるのがビタミンCではないのでしょうか?なんでも、ビタミンC配合と書けば、得をするかのように良く売れる。のでしょうか?

実は、そう上手にビタミンCを吸収できているかというと、保存も蓄積も出来ないので摂取出来ていないのかも知れません。

今回は、ビタミンCの性質や特徴についても解説して参ります。

 

ビタミンCの働き

ビタミンCの主な働きはふたつあります。

まず、“美肌に効くビタミン”です。

活性酸素を抑える働きがあり、肌を滑らかにするコラーゲン※の合成を助けています。皮膚のシミやシワを防ぎ、傷やヤケドの治りも早くするのが、ビタミンC です。

 

歳を重ねるとコラーゲンの不足により、乾草がひどくなって、かゆみの症状が出たりもします。

 

骨の細胞のほとんどはコラーゲンです。ビタミンCの摂取は骨粗鬆症の予防に繋がるのです。

※コラーゲンとは:動物の結合組織を構成するタンパク質で、体のタンパク質量の約3分の1を占めています。コラーゲンに多く含まれるヒドロキシプロリンの合成にビタミンCが関与しています。

 

そして、もうひとつの働きは、“風邪にはビタミンC”と言われるように、免疫力を高める働きがあります。

 

ですので、風邪などのウィルス性の病気から体を守ってくれているのです。

仮にかかったとしてもビタミンCをしっかり摂ることによって、完治が早く。逆に不足していると治りが遅く、こじらせてしまうこともあります。

 

ストレスにはビタミンCを

美容や風邪予防の効果が高いビタミンCのさらなる特性は、抗酸化作用が強く、他にも“抗酸化ビタミン”の代表としてビタミンA、EとこのビタミンCを合わせてACE(エース)と呼ばれています。

 

なかでも、ビタミンCはドーパミン、アドレナリンなどの神経伝達物質の合成、抗ストレスホルモンである副腎皮質ホルモンの合成にも関わっているため、“抗ストレスビタミン”とも言われています。

 

ビタミンCが不足すると、ストレスと戦う力が低下して、体力のみならず精神的にも辛いときは弱ってしまうのです。

 

気付かないうちに、朝の目覚めが悪くなったり、疲れやすくなり、物忘れがひどくなり、忍耐力も無くなってしまうのです。

 

ビタミンCを日常から少しづつ摂取することで、ドーパミンをコントロールしながらプラスの効果を発揮できるのです。

 

ビタミンCを多く含まれている食品をじょうずに

ビタミンCはビタミンB群と同じく「水溶性ビタミン」で水に溶け出してしまうので、取り方には工夫が必要になってきます。

おまけに、体内では合成されないので食品から効率よく摂らなければなりません。また、ビタミンCは熱や光にも弱いので、保存や調理にもマメ知識が要るのです。

 

ビタミンCを多く含んでいる食べ物といえば、野菜ですよね。

サラダのような生食や、サッとゆでる程度の調理が簡単です。

 

しかし、注意が要るのは、まず洗い方について言うと、水に長く浸さないようにすることです。

せっかくの栄養素が溶け出してしまうからです。タマネギや根菜類以外の野菜は細かく切り過ぎないことです。

断面が多くなって、水や熱に触れる部分が増えるからです。

 

また、ビタミンCは酸化しやすいことから、新鮮なうちに食べるのが鉄則です。切ったまま放置しないことも、栄養価が低下しないコツです。

コンビニやスーパーに陳列されているカット野菜も販売されていますが、野菜を丸ごと買って早目に使い切りましょう。

(カット野菜には残留添加物が多過ぎて、決して体に良いと思って摂取しているにもかかわらず、逆効果になってしまいます。)

 

ビタミンCといえば、アセロラやレモンといったフルーツ。イチゴやキウイフルーツなど手軽でオススメです。

 

ビタミンCは小腸の上部から吸収されて肝臓に運ばれ、血流にのって全身の臓器に行き渡ります。

過剰に摂ったとしても尿として排出されてしまうので、摂り過ぎという心配はありません。

 

空腹時に摂るよりも、食後のデザートとして一度に沢山摂るよりも、3食に分けて摂取しましょう。

コラーゲンの生成を助けるためにも、タンパク質と一緒に摂るようにしたいものです。

 

【1食あたりの含有量(mg)】例

<赤パプリカ>

1/2個=60g 含有量=102mg

<ブロッコリー>

1/4個=60g 含有量=72mg

<甘柿>

1/2個=90g 含有量=63mg

<ジャガイモ>

1個=135g 含有量=47mg