人間には、最低限必要な栄養素があります。

炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラル最後に食物繊維と大きく分類されています。

中でも、ビタミンは身体を維持するために、要所要所で活躍してくれています。

今回は、そんなビタミン類の中の「A」と「B2」についての、食品添加物としての働きを解説します。

 

ビタミンAの用途と人体影響

ビタミンAは、栄養強化剤として使われます。

栄養強化剤は、特定の栄養を強化するために添加されるもので、ビタミン類、アミノ酸類、ミネラル類があります。

ケロッグの「コーンフレーク」の栄養強化剤として添加されています。

 

ビタミンAは、不可欠な栄養素のひとつであることからも、人体にとって問題はありません。

ただし、摂り過ぎると、ビタミンA過剰症をおこす事があります。

ビタミンA過剰症とは、乳幼児に多く、吐乳、下痢、ケイレンなどが主な症状です。

 

ビタミンB2の用途と人体影響

ビタミンB2は、味噌の着色料、「クリーム玄米ブラン」(アサヒフード&ヘルスケア)の栄養強化剤、「コーンフレーク」(ケロッグ)の栄養強化剤、「カップヌードル」(日清食品)の栄養強化剤・着色料、「サッポロ一番しょうゆ味」(サンヨー食品)の栄養強化剤・着色料、「薄皮クリームパン」(ヤマザキ製パン)の着色料など多種多様の食品に使われています。

また、栄養ドリンクの「オロナミンC」(大塚製薬)、「タフマン」(ヤクルト本社)などの黄色い色は、ビタミンB2によるものです。

 

ビタミンB2は、リボフラビンともいい、もともと食品に含まれているビタミンB2を化学的に合成したものです。

ですので、安全性に問題はありません。

 

本来は、栄養強化剤なのですが、あざやかな黄色をしているので、着色料としても使われています。